。「花見に行く」とは、もちろん桜の花を見に行く事なのですが、それなら煮出した番茶や大根や沢庵やムシロを持って行かなくてもいいではないか・・・
。つまり長屋の花見の時代から、桜の木の下にビニールシートを敷いて、焼き鳥食いながらビールを飲む事も現代では花見と云っている。樹上を見上げ続けるのはどうしても首が疲れるから、首の健康のためにもたまには下を向いて焼き鳥の串をつまみ、焼き鳥を食べながら樹上を見上げると首の運動になる。
。昨夜で播磨坂の桜まつりが終りなので、ボンボリが消灯する夜九時前に播磨坂のパトロールをしてきましたが、それまで降っていた雨は上がっていたものの、ベンチは濡れているし寒いので誰もいませんでした(^ω^)
。緑道の手前にある39番さんや38番さんは、まだ若干の花を付けてはいましたが、ほとんど花は終っていてピンク色のカイドウや黄色のレンギョウに主役の座を譲っている感じでした。
。これまでは全国的にソメイヨシノの品種が植樹されてきました。それは一斉に薄いピンク色の花が咲いて桜並木を形成するのが見事だからなのですが、それだと花の見頃が一週間程度と短い為に近年では、十種類近くの様々な桜の品種を植樹して、早咲きから遅咲き、花の形や色も様々にして楽しむ傾向が強くなってきているようです。
。一般的に桜(ソメイヨシノ)の開花は、2月1日からの毎日の最高気温の合計が600度を超えると開花すると云われています。日本列島は面積はそれほど広くはありませんが、南北に長いので北と南では気候が随分違います。
。今年は北日本では大雪だったらしいのですが、藪さんローカルでは小さな雪ダルマさえ作れないほどに雪が降らなかった。北日本ではまだまだ最高気温の合計が600度には達していないのでソメイヨシノは開花していないでしょう。
。待ってました 桜前線 北上中・・・藪(^ω^)
。って事で、桜前線と云う600度の線が北上し、津軽海峡の冬景色を消し去って北海道や千島列島や南樺太のソメイヨシノも開花する訳ですね(^∇^)
https://www.youtube.com/watch?v=CGBWa6GNWkg
撮影データ・・・平成27(2015)年3月28日(土)午後三時前 文京区播磨坂