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Channel: 藪井竹庵
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寝る子は育つ

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イメージ 1 太陽が沈んで暗くなるから眠くなり、太陽が登って明るくなるから目が覚める。

それが自然の姿ですね。江戸時代。九尺二間の棟割長屋に住む一般庶民は夜になると、皿に魚油を入れて灯芯に火を点け、それを和紙で造った四角い箱に入れたもの、つまり行灯(あんどん)を照明にしていました。

神社や寺では和蝋燭を神仏の照明に使ってましたが、和蝋燭は非常に高価で庶民の長屋で使うものではありませんでした。また行灯の油もイワシなどを絞った魚油を使っていましたので、煙は出るし臭いし何より暗かった。

時代劇ってのは作り物ですから、行灯一つで明かりを取っている部屋があんなに明るい訳がない。1ワット程度の豆電球一個くらいの明るさだったようです。

リアリズムを追及した黒澤明監督も、さすがに行灯一つでは暗くて撮影が出来ないので、仕方無しに映画用のライトを使ったようです(^ω^)

と云う事で藪さんが子供の頃には「子供早く寝ちまえ」って云われました。部屋の真ん中の天井から下がった白熱電球が一個だけ。それを消すと真っ暗。江戸時代と大して変わらない生活だったように思います。

そう云う生活をするのに電気なんか重要ではなかった。だからこそ、危険で利権まみれの高コストな原発で、核廃棄物と云う処理不能なゴミを出し続け、国民を騙して無理やり発電する事には反対なんです。

太陽が沈んで暗くなったら寝ればいい。パソコンなんかやってないで早く寝なさい(´,_ゝ`)プッ

https://www.youtube.com/watch?v=7FGnzsE5N4o
 撮影データ・・・平成27(2015)年6月10日(水)午前四時過ぎ 藪さんローカル

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