。野鳥の睡眠時間が何時間かは学校じゃ教えてくれなかったが、少なくとも人間よりも早く寝ている事は確かです。藪さんローカルのツバメのお宿の観察では、ツバメの親鳥も小鳥もだいたい午後7時半頃までには寝ています。そして朝四時前には目を覚まします。
。だからツバメの行動の観察をしようと思ったら、朝三時半頃にはスタンバイしなくてはなりません。だから藪さんは朝八時頃になると眠くなってしまうので昼寝(朝寝?)をしなくてはなりません(^ω^)
。ツバメの行動が良く解明されていないと云うのは、とにかく夜討ち朝駆けで観察しなければ判らないからではなかろうか?
。と云う事でね、現在の藪さんローカルのツバメのお宿では、表の産卵床の四羽のヒナは6月8日(月)に巣立ち、裏の産卵床の五羽のヒナは、その一週間後の6月15日(月)に巣立ちましたので、一羽のツバメもいません。
。本当? 通り掛かりの通行人にはツバメの発見は出来ませんが、藪さんのようなツバメ博士にはちゃんとツバメの気配が判ります。ツバメがいなくても地面に落ちているフンを見れば、何羽くらいのツバメがその場所で寝ていたと云う事が判るんです。インディアン嘘付かない(^-^)v
。昨日は雨だったので一回もツバメの観察はしませんでしたが、今朝6時半にツバメのお宿を見に行ったら・・・ツバメはいなかったのですが、表と裏の真ん中のポールの下に、かなりの数のフンが落ちていました。
。と云う事は? 藪さんローカルでは毎日、落ちているツバメのフンの掃除をしています。落ちているフンは昨夜、何羽かのツバメが表と裏の真ん中のポールで寝ていたと云う事なんです。
。もっと詳細に分析するならば・・・今朝も藪さんローカルの産院の偵察に来ているツバメを一羽発見したのですが、毎日何羽かの新規のお母さんが、早朝と夕方にベッドの下見に来てるんです。でもここに巣を作ると決めた新規のお母さんは棚で寝ますので、ポールの下にフンが落ちる事はなく、巣立った数羽のツバメが帰ってきている以上、新規のお母さんはここに巣を作りません。
。ツバメの縄張り意識と云うのは驚くほど強く、表と裏の親鳥達は始終喧嘩をしていました。真ん中の柱が境界線になっていて、その境界線を越えて飛行すると攻撃してました。また観察を続けます(^∇^)
https://www.youtube.com/watch?v=XT-3JiRe5B0
撮影データ・・・平成27(2015)年6月12日(金)早朝と夕方と夜 藪さんローカル