桜シーズン。混んでる場所では混んでいる。でも地元では家族連れが静かにお弁当を食べるのが普通であり、写真撮ったりしてギャアギャア騒ぐのはどうかしてるんです。
。俗に花見と云ったりしますが、花を見てる時間は一ヶ所せいぜい数秒でしょう。それ以上見てたら首が痛くなる。
。それらの事を考えると実は花見と云うのは、もちろん花を見るけれども桜が咲いている場所にいるのを楽しむ事ではなかろうか?
。だからこそ最近は、全天候型のエア花見ってのが流行ってるらしい。つまり実際の星ではないものを見るプラネタリウムの発想で、室内でワインなどを飲みながら天井や壁に桜をプロジェクション・マッピングしたものを見ると云うスタイル。
。それならば寒くはないし雨が降っても濡れない。桜はいつまでも散らない。もちろん桜吹雪を見たいのであれば、そう云う映像に切り替えるだけでいい。
。ちなみに、平成30(2018)年1月に環境省が特定外来生物に指定した、クビアカツヤカミキリと云う非常に繁殖力の強い3センチ前後のカミキリ虫の幼虫が、ソメイヨシノに寄生し木の内部を食い荒らしているらしい。
。ソメイヨシノは明治初期に東京の豊島郡染井村の植木屋さんが作り出した園芸品種だから、日本中にあるソメイヨシノはすべてその木のクローンです。だから数年後には日本中のソメイヨシノが全滅すると云ってる人もいます。
。エア花見は自然のものではないけれども、例えソメイヨシノが全滅したとしても花見は楽しめます(^ω^)
撮影データ・・・平成30(2018)年3月28日(水)お昼 礫川公園