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Channel: 藪井竹庵
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本社神輿渡御の中程

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 祭りは各地でいろんなやり方があります。東京の場合は、日付ではなく土日にやる場合が多い。

また、本祭りと陰祭りがあって、予算の関係かどうかは知りませんが、本祭りは二年に一度しかやらないのが普通です。

本祭りの時には土曜日に神幸祭と云うパレードをやり、日曜日に各町会や睦の神輿を神社に宮入りさせ、拝殿前で神官が神輿をお祓いして神社から出て行くと云う神輿渡御をやるのが普通です。

神幸祭と云うのは、日本神話に則(のっと)った100~150人くらいのパレードですから、天孫降臨時に天照大神の子孫を天上界から人間界に案内した猿田彦大神がそのパレードを先導します。

四神旗や雅楽演奏などが続き、本社神輿は担がずに台車に乗せてパレードします。衣装は祭り半纏ではなく、平安時代の貴族が着ていたような神主さんの衣装です。

東京の下町の神社の神幸祭の場合は若干アレンジがされていて、どう云う訳か時代が違う、八代将軍 吉宗の時に組織された江戸町火消しの鳶頭が木遣りを歌いながらパレードを先導するパターンもあります。

しかしこの下谷神社の本社神輿渡御の場合は、藪さんローカルの文京区の祭りのパターンとは違っていて、初めて見たスタイルでした。この後に先頭に猿田彦がいるのを発見したのですが、最初から一緒にスタートするんじゃなくて、お馬さんにしてもそうですが、なんで途中からパレードに加わるのかが疑問でした。

 撮影データ=平成30(2018)年5月13日(日)午前七時 下谷神社界隈

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