文京区の公園ですから地形的には高低差のある公園で、本郷台地から不忍通りへ降りる坂の途中にあり付近の団子坂の傾斜にほぼ等しい。
須藤公園は江戸時代には、百万石の加賀藩の支藩の十万石の大聖寺藩の屋敷でした。その後、長州出身の政治家品川弥二郎の邸宅となり、志ん生が生まれる一年前の明治22(1889)年に実業家須藤吉左衛門が買い取りました。昭和8(1933)年に須藤家が公園用地として東京市に寄付し、翌年の2月10日に公園として設置され、昭和25(1950)年10月1日に文京区に移管されました。(文京区のページより)
平成15(2003)年10月に公募により「須藤の滝」と命名された十メートルの滝があり、三四郎池同様に暑い季節にはその水音が涼を呼びます。残念ながら須藤の滝は自然の滝ではなく(川がないので当たり前ですが)、播磨坂緑道公園の小川同様に、ポンプで地下水を汲み上げて午前10時から午後4時まで流しています。
不忍通りから引っ込んでますので見付けるのは困難かもしれませんが、知ってる人なら知ってる不忍通りの中華料理屋の壁に書かれた毛沢東のところの細い道を入って行きます。
低い場所からクスノキ等の大木を見上げる景色になっていて、滝音がする深山幽谷の雰囲気が都心で楽しめます。池の半周ほどに藤棚が設けられていて、5月中旬になれば藤が楽しめる事でしょう。
それにしても、iPhone5sのボイス入力とGPS機能は非常に便利です。あれを持っていれば、方向音痴の人でも迷子にならない(^ω^)
https://www.youtube.com/watch?v=_7RneWjA4kY
撮影データ・・・平成26(2014)年10月4日(土)午後4時 文京区千駄木須藤公園
使用機器・・・sony handycam HDR-CX270+カムコーダーサポート(首掛け式一脚)ETSUMI E-6124