神輿渡御
たいへん長らくお待たせいたしました。やっと秋祭りらしい根津神社の神幸祭と神輿渡御の記事でございます。 今回はその第一弾の記事として(おい! まだ続くのか?^^)、根津神社の本殿右横に展示してございました、六代将軍 家宣公奉献の大神輿を台車に乗せて、根津神社の北口から出して日医大病院の坂を下り不忍通りを巡幸した神幸祭と、根津神社氏子町会による神輿渡御の一部をごらんいただきます。...
View Article祭りだワッショイ
お神輿ってのは神様の乗り物だから本来は、静かに出来るだけ揺らさないように運ぶものなんです。 が・・・それは湯島天神や根津神社でやっている古式ゆかしい平安時代のスタイルの神幸祭(しんこうさい)のパレードです。神輿は担ぐのではなく、神職の衣装を着た人が担ぎ棒を持つだけで、台車に乗せて山車のように静かに運びます。...
View Article猿田彦
藪さんは取材する前に何も調べないで、目にしたものを自由に呟きますから、動画の中で数々の間違いを呟いてます。以下の動画の冒頭でも「神社と天狗はどう云う関係にあるんだ?」などと、とんでもない事を呟いちゃってます。...
View Article根津鼓連
根津の「鼓連(つづみれん)」です。神幸祭のパレードの場合は基本的に平安貴族をイメージしていますので、雛飾りの五人囃子のように平安時代の衣装を着た人が雅楽を演奏します。 でも・・・八代将軍 吉宗時代に火事が多かった江戸の町に、町奉行の大岡忠相が四十八組の町火消しを組織させ・・・あれ? 神幸祭のパレードに鳶の鳶頭が木遣りを歌って参加してるのは時代が違うんじゃないの?...
View Article外人さんも神輿好き
根津を歩いてますと、タウン誌の影響なのかあちこちにある小さな店を覗き込むおばちゃんたちが多いのですが、外人さんを随分見掛けます。 浅草の雷門や仲見世から浅草寺本堂に掛けて見掛ける外人さんはほとんど観光客ですが、根津の外人さんはそうじゃなくて根津の住人が多い感じです。 藪さんと同じようにサンダル履きで、普段着で、幼児を連れてる外人がいたら、それは観光客じゃなくて根津の住人ですよね。...
View Article去りがたい
♪これっきり これっきり もう これっきり~ですか~ って、百恵ちゃんも随分前に歌ってましたが、あれは祭りの終りを歌った歌じゃなかったのかな? 今回の根津神社のお祭りでは、チューハイ飲みながら次から次へとやってくるお神輿を堪能しました。藪さんはカメラマンだし無理するとすぐに身体のあちこちが痛くなっちゃうので、神輿は担ぎませんでしたが掛け声で参加しました。...
View Article屋台レポーター
♪まっつり~が 済んで 日が暮れて~ ってのは、藪さんローカルの簸川神社の祭りが終わった時にやりましたが、祭りはひとつじゃない訳で、祭りの数だけ祭りの終りがあります。 祭りを長い時間取材してますと、盛り上がりと休憩の連続する波があり、祭りってのはどんな作曲家も作った事がない数時間以上に及ぶ音楽だと思いました。...
View Article白山神社の盆踊り
今年の文京区白山神社の祭りは陰祭りだったらしく、9月19日金曜日の白山公園のラジオ体操のあとから白山神社の取材に入ったのですが、その前に取材した根津神社の祭りの準備状況から比べると、何じゃこりゃ~! と思ってしまうほど、白山神社には藪さん以外には猫しかいなかった。 土曜日にも根津神社の取材に行く前に白山神社周辺を取材したのですが、祭りの賑わいが感じられませんでした。...
View Article皆既月食
昨夜は皆既月食(かいきげっしょく)が、藪さんローカルから肉眼で東の空に見えました。 太陽系の惑星で光を持っているのは、太陽と地球だけです。地球の場合は発電して電気を点けているので、天体自体が燃えて光っている訳ではなく、実質的には太陽だけが光ってます。 太陽が太陽系の唯一の電球なので、地球の惑星の月が太陽の光を遮ってしまうと空は真っ暗になります。それを皆既日食と云います。...
View Article都民の日
10月1日は都民の日でした。すべての都道府県に県民の日があるのかと云うとそうではなく、21都県にしかないので県民の日があるのはむしろ少数派ですね。 都民の日は東京の祝日ですから東京の公立の小中高校はお休みです。 「○○の日」と云っても一般的には何のメリットもありませんが、都民の日にはメリットがあります。それは多くの有料の都営施設の入園料が無料になるからです。...
View Article稲刈り
米は古来より日本人が主食にしてきた食べ物です。もちろん貧しかった時代に於いては米は貴重品であり、貧しい庶民は米に替わる代用品を食べていたりもしたが、米があれば米を食べます。 現在の小石川後楽園の庭園は、江戸時代には水戸藩の上屋敷(かみやしき=幾つかある藩邸の内、江戸城に一番近い屋敷を上屋敷と云う)として、築山泉水回遊式庭園として整備され、その後の大名庭園様式の基本となりました。...
View Article猿田彦大神
「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」と云う神様に付きましては、ちょっと前の記事で言及していますので http://blogs.yahoo.co.jp/yacup/64897224.htmlそちらを参照していただきたいのですが、神幸祭のパレードには必ず登場する天狗さんのようなスタイルの神様です。...
View Article須藤公園
文京区千駄木3-4にある須藤公園は文京区立公園です。広さは4,824平米なので、だいたい70メートル四方の大きさです。 文京区の公園ですから地形的には高低差のある公園で、本郷台地から不忍通りへ降りる坂の途中にあり付近の団子坂の傾斜にほぼ等しい。...
View Articleお化け階段
ほとんど知られてませんが文京区には「お化け階段(お化け坂と云う場合もあるらしい階段)」と云うのがあります。住所は文京区弥生二丁目13番。 根津神社の表鳥居の前の権現坂の通りの南側にある狭い路地を入って行き、その突き当たりにある階段です。 何故「お化け階段」と云われているのか?...
View Articleおわら踊り
白山神社の裏鳥居の44段の階段の下には、旧白山通りの白山下と白山バイパスの広い道路を結ぶ京華通りと云うのがあります。その京華通りで毎年10月第一週の土曜日の夕方に、越中おわら踊りと云うのをやっていて、今年は13回目でした。 何故そのような百メートルちょっとしかない短い商店街の道路で、越中おわら踊りなのかってのは、コロンボ刑事でなくても頭を痛めてしまいます。...
View Article初音の森
藪さんは文京区名人見習いですから、女優で十代目 金原亭馬生の長女の池波志乃(本名=中尾志津子、旧姓=美濃部)さんのような台東区名人ではございませんので、台東区の事は専門外で良く知りません。 とは云え、台東区は文京区の東に隣接する区であり、文京区と同じように高度経済成長期以前の東京の下町の情緒を今だに維持している場所ですので、藪さんは文京区以外では最も多くの時間、台東区を取材しています。...
View Article岡倉天心
岡倉天心(おかくらてんしん)文久2(1863)年~大正2(1913)年 享年50は、現在の東京藝術大学美術学部の前身の東京美術学校の設立に携わり、明治23(1890)年、志ん生が生まれた年に天心は東京美術学校の校長に就任し、日本の美術教育を推進しました。...
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