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落語の「夏泥(置き泥)」などでは、「蚊燻し(かいぶし)」と云う用語を使いますが、一般的に生物と云うのは動物も植物も含めて煙に対して拒否反応を示すようです。もっとも、人間と云う動物はその嗜好が実に多様ですから、煙草を吸う人もいるし、その煙草の煙が嫌いだからと嫌煙権などと云う権利も生まれています。
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仏壇に線香を供えたり、香を焚いたりするのに対しては嫌煙権ってのは適用されないのかと云う疑問も生じてきます。
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蚊取り線香と云うのは本来、除虫菊と云う、虫がそのニオイを嫌う植物を粉にして渦巻き状に固める事で長い時間煙を出し続けて蚊を寄せ付けないようにしたものです。しかし、煙を嫌う人の発想なのか、薬物で作ったマットを電気で暖めて、煙が出ない「ベープマット」のようなものも出てまいりました。
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以前は、月に一回は「藪っ蚊」と称したgifアニメを記事に使ってたのですが、近年はまったく使ってませんでした。それは何故なのかをいろんな角度から検討してみますと・・・藪ローカルのような都会では、近年は必要以上に衛生が行き届いている為に、この数年は蚊をまったく見掛けていないし「ブーン」と云うウザったい蚊の羽音さえも聞いていないために、「藪っ蚊」を思い出す事がなかったからなのかも知れません(^ω^)
。しかし、蚊の写真と云うのは見ているだけでも痒くなってきますね(^ω^)