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Channel: 藪井竹庵
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四万六千日

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イメージ 1 「四万六千日、お暑い盛りでございます」って、黒門町(先代八代目 桂文楽)の落語「船徳」に於ける名フレーズがございますが、毎年7月9日と10日の四万六千日の日は、とにかく暑いので取材が大変です。

とは云え今年は、太平洋上の三つの台風の影響なのか日本列島に梅雨前線が居座っちゃって雨ばかり。気象庁の発表によると7月に入ってから9日までの東京地方の日照時間の合計が24分だったとか・・・

梅雨寒とでも申しましょうか、湿気は高いけれども長雨による気温低下で過ごしやすい涼しさでした。しかしそれじゃ、お暑い盛りの四万六千日の情緒がないし、割り箸に差した冷やしキュウリが売れません。冷やしたキュウリが一本二百円で売れるんだから、ボロ儲けだなぁ。すぐに田園調布に家が建つ(^ω^)

って事でね。雨で取材に出られなかった藪さんは身体がチューハイ漬けになってて、電チャリで言問通りを浅草まで行く体力がありません。四万六千日のほおずき市と云えば東京では浅草寺が有名だけど、何も浅草寺の専売特許じゃない訳で、小規模ながらだいたいどこの寺だってやってます。

四万六千日ってのは、その日にお参りに行くと46,000日分、つまり126年分毎日お参りしたのと同じだけのご利益があると云う。誰が考えたのか知りませんが、実にお手軽で罰当たりなルールですね。お釈迦様もビックリ(^ω^)

https://www.youtube.com/watch?v=6l4_683WAYo
 撮影データ・・・平成27(2015)年7月10日(金)午後一時半 文京区護国寺

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