。ここで云う「ツバメの学習」とは、ツバメはどうやって子育てを学習するのかって事です。藪さんの知る限りまだどなたもその事に関する観察記事をお書きになってません。
。現在の藪さんの研究テーマは、今年生まれたツバメのヒナは今年中に産卵するかって事です。メダカを飼育して観察なさった方ならお判りの筈ですが、今年生まれたメダカの稚魚は夏場にグングン成長し、25ミリを超えるような大きさになると産卵します。
。じゃあツバメは? って事になります。今年生まれた大きなツバメの若鳥と、去年までに生まれた大人のツバメの違いを解説していないような方には、若鳥と大人のツバメの見分けも付かない訳で、今年生まれたヒナが今年産卵するかどうかなんて、観察しようとさえ思わないでしょうね。
。そんな事を研究したってノーベル賞はもらえない。でも、文章の書き方によっては「イグノーベル賞(Ig Nobel Prize=人々を笑わせ、考えさせてくれる研究)」くらいはもらえるかも知れない。
。今年生まれたツバメのお嬢さんが今年産卵するためには、オスのツバメと交尾しなくてはなりません。藪さんの観察によると、今年生まれのツバメのお嬢さんは産卵床を作ってます。しかしよく考えてみるとその行動は、お嬢さんの泥んこ遊びであって、産卵床を作っていると云う意識はないのではなかろうか?
。昨日の早朝の観察では、電線に二羽のツバメが離れて止まっていて、時々オスのツバメがお嬢さんに乗っかって交尾をしようとするのですが、お嬢さんはやめてよしてと拒絶する(^ω^)
。現在藪さんローカルでは、二羽のツバメが気が向いた時に土を運んできて泥んこ遊びをしてるのですが、交尾をしないので卵は生まれない。その状況がずっと続いてます。
。そう云う観察が出来るのは、観察がしやすい環境にある藪さんローカルならではであり、藪さん以外の誰もそんな観察は出来ないと思います(^∇^)
https://www.youtube.com/watch?v=7twJ-M2q7vM
撮影データ・・・平成27年7月10日(金)午前四時 藪さんローカル