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Channel: 藪井竹庵
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初場所

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イメージ 1 大相撲の初場所の序盤戦が終わって、いよいよ盛り上がってきてるんですかねぇ?(^ω^)

五日目の時点で、6人いる横綱大関で全勝してるのは、たった二人。オイオイいい加減にしろよ。平幕(前頭)に負けるような横綱大関があってはならないのだよ。

藪さんはそろそろ大相撲のルールを変更すべき時期に来てるんじゃないかと思います。現在の横綱は、どんなに負けても横綱の地位から陥落しないので、本人が申し出て引退するしかありません。

大関はって~と、負け越したら角番となり、連続して負け越すと関脇に陥落します。

藪さんから云わせるとそのルールが、今の相撲を詰らなくしている最大の原因だと思います。大関になる時には三場所連続して十勝以上していたのに、なんで大関になると十勝出来ないの?

藪さんが考えるに・・・横綱大関は十勝できなかったら、横綱は引退。大関は関脇に陥落させるべきだと思います。

って事で、相撲噺を得意にしていたのは、何と云っても圓生ですね。ここで圓生の阿武松(おうのまつ)を出したいところなんだが音源リンクが切れちゃってる。

東京ではやらない演目なので、ご通家以外はご存知ないと思いますが、圓生と同じ出囃子の正札附って事で、大阪の林家本家の染丸さんがやってる幸助餅(こうすけもち)ってのはどうでしょう。

東京のインチキ林家のこぶ蔵が染丸さんくらいに出来れば、正蔵だと認めてやってもいいんだけども、臭くてどうしようもないだろうな(^ω^)

相撲の噺には、いろんな切り口があるのですが、その中でも物語的に良く出来ているなと思うのは、幸助餅と云う大阪落語です。

「雷(いかずち)五郎吉」と云う大阪相撲の力士が、二年、江戸で修行をして、大阪へ戻って来て・・・

相撲好きから身代を潰してしまった、もち米問屋大黒屋の幸助。三十両と引き替えに妹を新町の廓へ預けての帰り道、ばったり出会った雷五郎吉・・・昭和60(1985)年1月に松竹新喜劇の藤山寛美が中座で、この「幸助餅」と云う芝居を演じたDVDも発売されているくらいで、ええ話なんやと思います。

落語のご通家には、「歯の浮く」ような話で、そんなご都合主義の話ってあるかい! と思ってしまいますが・・・まあ、そこそこ、このような噺をして置けば、ミーハー連中を、落語ファンだと思わせておく事は出来る訳で・・・藪さんは相変わらず口が悪い(^ω^)

https://www.youtube.com/watch?v=l72QBDlqeiw
 映像データ・・・2007年10月9日 NHK大阪ホール 染丸58歳時

データ・・・四代目 林家染丸 昭和24(1949)年10月10日~ 前名=二代目 染二 本名=木村行志 出囃子=正札附 紫綬褒章受章(2012)

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