。普通の朝顔でもいろんな色や柄がありますが、江戸時代から様々な交配が行われ、特殊な色や形の変化朝顔を作るのも新し物好きの江戸っ子には好まれたようです。
。とは云え藪さんはナチュラリスト(自然愛好家)ですから、人間が自然界に余計な手出しをするのは嫌いです。特にいろんな形の金魚を作り出すのは大嫌いだし見たくもない。金魚のウロコを剥がしている連中を見ると、ドクターモローの島を思い浮かべます。
。目が大きかったり背中が盛り上がったりしているのは奇形であり健康体じゃないので、繁殖率が非常に低い。ダリが描いた足の細い象と同様に奇形なんです。人間の手によって作り出された奇形の金魚を見て喜んでいる連中の気が知れない。あんたらには金魚の恨み節が聞こえないのか?
。一方、変化朝顔と云うのは奇形の金魚とは若干違います。金魚の魚体を傷つけるのではなく。メンデル(1822~1884)のえんどう豆による遺伝形質の発見以前に、朝顔に交配によって遺伝形質がある事を発見していたのです。
。と云う事で、今年も失敗しちゃった藪さんが適当に種を撒いてモヤシのように徒長してしまった朝顔の苗から、今年の第一輪の赤紫色の花が咲きました。明日咲くつぼみもできていて、これから次々に、藪さんの適当モヤシ朝顔の花が咲いてくるはずです(^ω^)
。来年こそちゃんとした朝顔栽培を5月の連休明けにやりたいのですが・・・どうしても東京の夏祭りの取材と重なってしまい、園芸にまで手が回らないんです(^ω^)
https://www.youtube.com/watch?v=wydqeIPf19Q
撮影データ・・・平成28(2016)年7月23日(土)お昼前 文京区善光寺