。不忍通りには、いったいどれだけ行列するんじゃいと云う根津のたい焼きがあります。その並びの八重垣煎餅の上階に談志が住んでいたアパートがあり、生前の元気だった頃は、毎年一月二日に談志一門は根津神社に集合して初詣でをし、二万円入りのお年玉を貰ってました。(談志の友人だった野末陳平談)
。根津神社の北門の根津裏門坂には、日本医科大学病院があり談志も、談志が可愛がっていた小石川の住人だった勘三郎も、日医大病院で亡くなりました。
。裏門坂の坂上の本郷通りの手前の横丁には、英国から帰国して東京帝国大学(現在の東京大学)の英文学の講師をしていた頃の夏目漱石が住んでいて、38歳の時に「吾輩は猫である」を書きました。実際に谷根千地区には今でも猫がたくさんいる(^∇^)
。また根津神社には、本郷台地と不忍通りの低地の坂を利用したつつじ苑があり、楼門前のラジオ体操広場から見ると、5月の初めのつつじ祭りの時には見事な眺めになります。
。夏の夏越(なごし)の払いや、年末の大祓いの時には、唐門の前に茅の輪が設置されます。残念ながら元旦には茅の輪は撤去されてましたが、その名残りの笹竹が唐門前に二本ありました。ちなみに神田明神には、神馬を囲っていた場所に茅の輪がありましたが・・・その顛末は後日の記事で(^ω^)
。藪さんの記憶では、近年に最も取材に行った場所は根津神社だと思います。電チャリなら白山台地や本郷台地のアップダウンを気にせずに十分程度で行けますからね。しかも、一年365日朝6時半からラジオ体操をやってるし、桜が終ったあとのつつじ祭りや、夏越の払い、秋のお祭り。その後の根津千駄木下町祭り。
。大混雑のお祭りの時以外は静寂の広い場所。坂上には乙女稲荷神社の連鳥居もある。湯島天神と共に文京区が世界に誇れる神社です。しかも、傍若無人でゴミを散らかす訳の判らん外人観光客がほとんど来ないので、藪さんをイライラさせない穴場です(^∇^)
https://www.youtube.com/watch?v=t6LgLFrqY_M
撮影データ・・・平成29(2017)年1月1日(日)午前8時35分 根津神社