カルガモが有名になったのは20年位前だったろうか。大手町のビル街でお母さんのあとを付いて十羽くらいのヒナがヨチヨチと道路を横断しているのが可愛いと、盛んにテレビで報道されました。
。その他にはカルガモ農法と云って、農薬を使わずに稲作の雑草や害虫をカルガモに食べさせると云うのも知られています。
。都会で子育てをする野鳥で有名なのは、何と云ってもツバメちゃん。例年だと、あと一週間ちょっとで藪さんローカルの四ヶ所の子育て場所に、ツバメが帰ってくるはずです(^∇^)
。今の時期に小石川後楽園の庭園に行きますと、一番大きな池の真ん中にある蓬莱島と云うところを産卵場所にしてカルガモが子育てをしています。カルガモのひよっ子がチョコチョコと泳いでいて可愛い(^∇^)
。とは云え藪さんローカルには護国寺の奥に豊島岡墓地と云うのがあり、そこが東京のカラスの三大生息地の一つになってます。東京のカラスは童謡にあるように山で子育てするんじゃなくて、都会で子育てするんです。
。だから、ツバメのヒナやカルガモのヒナ、更には小猫さえもカラスの子育てのエサとして攫われてしまうんです。だからってそれは自然界の弱肉強食の掟であって、人間が余計なチョッカイを出してはいけないと藪さんは思います。
。藪さんはツバメの専門家なのでカルガモの事は良く知りませんが、だいたい十羽くらい生まれて、成鳥になれるのは二、三羽らしい。その歩留まりはツバメとだいたい同じだと思います。生まれたヒナのすべてが成鳥にはなれないんです。悲しいけれどもそれが自然界の掟なんです。
撮影データ・・・平成30(2018)年3月23日(金)午前十時 小石川後楽園