巷ではクリスマスが終り、除夜の鐘まで暇なようです(^ω^)
考えてみると今年の藪さんは予約投稿ばっかりしていて、クリスマスの記事を一つも書いていなかった。予約投稿は、一日に一つ記事上げするプレッシャーがなくなるので気が楽なのだが、どうしても記事がリアルタイムではなくなる。
と云う事で気が付いたらクリスマスが終わっていた。コンビニやスーパーの市場調査をしてみると、クリスマス商品のケーキや鳥の足のローストが、30%引きとか半額になっていた。時期物ってのは難しいんですよね。イベントが過ぎると売れなくなっちゃうので、値引きをして売り切らないと赤字になってしまいます。
ケインズ経済学の需要と供給のバランスですかね。砂漠での一杯の水は金に等しいが、十杯目の水はもういらない。あれ? これは限界効用逓減の法則だったっけ? 売れる量の予測をたて、それよりちょっとだけ多めに作るのが製造業で失敗しないコツです。
藪さんはくだらない事ばっかり云ってますが、これでも政治・経済学士なので、ろくに勉強はしなかったけど単位が取れる程度には本を斜め読みしたので、落第はしなかった(^ω^)
コンビニの棚には既にクリスマス商品を押しのけて、正月用の食材が並んでますね。おせち料理の由来については詳しくは知りませんが、正月にはご先祖の神様を家に迎えるわけなので、台所で洗い物をしたりしてうるさくしてはいけない。
三が日には水を使ってはいけないんです。箸も洗ってはいけない。正月用の割り箸は両端が細くなってます。その一方は自分が食べるものであり、もう一方は神様が食べるという設定なのです。その割り箸はそれぞれの名前を書いた箸袋にしまい、洗ってはいけません。
つまりクリスマスのように、酒飲んでクラッカーを鳴らしてジングルベーなんぞと放歌高吟してはならず・・・それは場末のキャバレーの話で、本当のクリスチャンはそんな事はしないが・・・正月は酒を飲むのなら、一気飲みなどせずに、ご先祖様と一緒に飲むのだという気持ちで、静かにゆっくりと味わって飲まなくてはいけません。
と云う事で、正月には台所を使わなくてもいいように、暮れのうちに料理を作って重箱に詰めたんです。藪さんのうちは乾物屋でしたから、毎年12月30日の夜はお客さんから預かった数十個の重箱におせち料理を詰める作業をしていて徹夜でした。
記事が長くなっちゃうのでこの辺でやめますが、ポスト・クリスマスと云うのはクリスマス後と云う意味です。ちなみにラスト・クリスマスと云うのは最後のクリスマスと云う意味ではなく、去年のクリスマスと云う意味ですからね。英語は正しく理解しなくてはいけません。
撮影データ・・・平成30(2018)年12月26日(水)午後七時半 ラクーア