ほおずきと云うのは、朝顔と同時期の夏のものだと思います。
それ故文京区では、会場を別にして朝顔ほおずき市と云うのを毎年やってます。さすが文京区はよく考えてリーズナブルなやり方をしていると思います。
東京の場合一般的には、入谷の鬼子母神で朝顔市をやり、四万六千日の時に浅草寺でほおずき市をやります。
藪さんは正確にそれぞれの鉢の売り上げ数をカウントしていないので判りませんが、見た目では圧倒的に朝顔の鉢の方が売れていると思います。
確かにほおずきは、緑色の袋からオレンジ色の色変化が楽しめるとは云え、それっきりなんですよね。藪さんの子供の頃のように物がなかった時代には、ほおずきの実の中をくり貫いてブイブイ鳴らしたりもしましたが、物が溢れている今時の子供はそんな面倒くさい事はしないでしょう(^ω^)
今年は藪さんもミーハーで入谷の朝顔市で團十郎と名付けられた、成田屋のカラーの茶色一色の朝顔の鉢を買ってきました。
その鉢を良く見ると、朝顔の蔓ががんじがらめに支柱に巻き付けてある。オーマイゴッド。
植木屋さんとしては鉢を売るためにそうしているんだろうけど、そんなに朝顔を痛めつけないで欲しいな。現在の藪さんの團十郎朝顔はどうなっているかと云うと、支柱に絡みついた蔓を痛めないようにできるだけほどいて支柱を外し、ネットに誘導して自由に蔓を伸ばさせてます。
朝顔が咲いているのを見たり、赤いほおずきを見るのは確かに楽しいには違いないが、植物がどんなに辛い思いをしているのかまで考えて欲しい。
落語にもなってますが、朝顔の句で有名なのが加賀の千代女。でも藪さんに云わせたら、彼女は朝顔の生態観察がまだまだ甘い(^ω^)
撮影データ・・・令和元(2019)年7月20日(土)午後二時 こんにゃくゑんま