と云う事で随分前に取材した映像に戻りますが、まだ桜の咲いていない空いている上野の山を散歩してみました。3月19日水曜日の午後です。この日は確か、前日に春一番の南風が吹いてあったかかったんだけれども、翌日は急に冷え込んだ日だったと思います、下の動画の最後で、カメラを持つ手が冷たいと云ってますからね。
上野の山を歩いて感じる事は、随分広い何もないスペースがあるなって事ですかね。東京と云うのはとにかく狭っ苦しいところで、広くて何もない場所ってのがあまりないんです。だから藪さんは、広くて何もないところでゆっくりするってのが一番リラックスできるんです。
桜なんか見に行くのは愚の骨頂で・・・とまでは云わないが、桜が咲いてないところにボンボリが下がっているだけで十分なんです。谷根千なんかの取材に行くと、タウン情報誌の影響なのか、とにかく平日でも帽子をかぶってデイパックを担いだ人たちが、ウロウロしていて非常に目障りなんです。たい焼き屋の前に行列したりね。
たい焼きがそんなに珍しいのかよ。藪さんは行列して何かを買うなんて事は絶対にしない。病院でさえ待たせるから行きたくないんです。混んでる電車には乗らない。渋滞している道は走らない。正月や夏休みには東京の街が空いてくれるのでせいせいします。どこへも出掛けない文化ってのがあってもいいじゃないかって藪さんは思います。
。撮影データ・・・平成26(2014)年3月19日(水)午後 上野公園