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Channel: 藪井竹庵
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ハナミズキ

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イメージ 1 ハナミズキと云うのは「鼻水の木」ではない。漢字で「花水木」と書くミズキ科の落葉高木で、別名はアメリカヤマボウシ。

 何でハナミズキと云うのかっつ~と・・・ミズキの仲間で花が目立つからと云う判りやすいネーミング。アメリカヤマボウシと云うのは、米国原産で日本の近縁種のヤマボウシに似てるからで、これまた判りやすい。

 間違えやすいのはハナミズキの花で、花びらのように見えるのは実は花ではなく花のつぼみを包んでいた葉っぱ。本当の花は、中心にある小さな5ミリ程度のツブツブが四弁の花を咲かせる。

 北米原産のハナミズキが何で日本にあるのか?

 明治45(1912)年に当時の東京市長(現東京都知事)であった尾崎行雄が、米国のワシントンD.C.(District of Columbia)へソメイヨシノを贈った返礼として、大正4(1915)年にD.C.から贈られたもの。snob先生情報によると、贈られたハナミズキの原木が小石川植物園にあるとの事。文京区名人を目指す藪さんがそれを知らなかったとは・・・なんたるちあ?(^ω^)

 小石川植物園の脇の御殿坂を登り、白山下へ降りる坂の左右や、本郷通りが東大農学部前から分岐した旧中仙道(白山上の旧白山通りへ至る道路)の左右の歩道に、街路樹として白と薄いピンク色の花を付ける木がだいたい交互に植えてあります。

 藪ローカルでの花期は4月中旬から4月いっぱいまでで、5月に入ると散ってしまいます。以下の動画は、4月29日(火祝)の朝6時頃、根津神社のラジオ体操を取材に行く途中に電チャリのハンドルにアクションカムをセットして、植物園脇の御殿坂から根津神社へ至る道中を撮影したものです。

 動画撮影のエキスパートになるには様々な不具合をクリアして行かなくてはなりません。これでシステム完成! だなんて安心していると、思わぬ不具合が出てまいります。その動画が以下のもの。

 播磨坂のテストでは、下り坂で時速33キロ出しても映像にはほとんど問題がなかったから、これでシステム完成だと思ったのですが、撮影の前にはちゃんとネジの増し締めをして万全を期す必要があります。路面による振動で、思いのほか各パーツを固定しているネジが緩むものです。気を付けましょうね(^ω^)

撮影データ・・・平成26(2014)年4月29日(火祝)午前6時頃 御殿坂~根津神社

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