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Channel: 藪井竹庵
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根津神社の屋台

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イメージ 1 「屋台(やたい)」とは、屋根が付いた移動可能な店舗と定義されているらしい。同じようなものに「露店(ろてん)」と云う用語もある。露店は必ずしも移動式とは限らずに歩道に物を並べたり、店先に物を並べて売る事を云うらしい。

 落語で云うと「時そば」や「うどん屋」は、振り分けにした屋台を担いで売り歩くので屋台。「道具屋」は神社の境内や縁日の時に、道路や空いた場所にいろんなモノを置いて売るので露店と云う事になりますね。

 根津神社や湯島天神にあるのは、基本的には屋台店なのですが、一部のものを除いてあそこにある屋台は移動せずに、そこに置きっ放しになっているものが多い。お祭り以外の時には人がほとんど来ないので、ビニールシートで覆ってあります。

 東京の場合、かつては縁日で歩道に露店が並びましたが、食品衛生法や消防法、道路法や道路交通法などによる法的規制が強まって、昭和39(1964)年の東京オリンピックを契機に非衛生的な屋台や露店の一斉排除が行われたため、道路あるいは歩道上に店を出すケースはほとんど無くなりました。

 露天商がすべていなくなったのかと云うとそうではなく、通行に支障の出ない神社の境内などでは、お祭りの時に屋台や露店が営業し、人々もその賑わいに集まって来ます、靖国神社の広い表参道の両側に立ち並ぶ屋台の列は壮観であり、根津神社のように狭い通路で行き交うのが困難なところを歩いてみるのも、祭の賑わいが高まります。

 まあ、風が吹いて土ほこりが舞うようなところでやってるんですから、あまり衛生的とは云えませんが、そんな事を気にしなかった時代には、現代の過度な衛生志向によって蔓延しているとされる花粉症やアレルギー症状ってのはありませんでした。

 現代の子供たちには三秒(五秒・・・)ルールと云うのがあるらしい。落とした食べ物を三秒以内に拾って食べればバイ菌に感染しないと云う法則らしい。藪さんが子供の頃にはそんなモノはなくて、落とした食べ物は「フッ」と吹いて、泥を落としてから食べました。

 だいたい、メンコやビー玉やベーゴマをやって泥で汚れている手で食べてるんですから、落とした食べ物は何の問題もなく拾って食べてました。おにぎりを食べ終わると指がベトベトするので指を舐める。舐めた部分の指はそこだけキレイになりました。それが当たり前の時代だったので、現代のようにアレルギーで苦しむ事なんかありませんでした。

 体内にバイ菌がいっぱいいたので、他のバイ菌が入って来れない状態だったのかも知れません。科学的に云うと・・・(^ω^)

https://www.youtube.com/watch?v=16cptWAbjDI

 撮影データ・・・平成26(2014)年4月27日(日)午後三時半頃 文京区根津神社つつじ祭り
 
 この日はこの動画を撮影した前に、かっぽれパレードを撮影して、その途中で500ccの缶チューハイ一本と、500ccのスーパードライを一本飲んでしまいました。家で飲む分にはそんな一リッターくらいでは、うがいした程度であり飲んだうちには入らないのですが、昼間に外で飲み、その後歩き回ったりするとアルコールが回りやすくなるためか、一リッター程度でも結構いい気分になっちゃって、元々いい加減な呟きが、更に支離滅裂になってますね(^ω^)

 補足説明をいたしますと、階段を登った上にあるお稲荷さんは、駒込稲荷神社です。富士山がどうのこうのと云ってるのは、駒込にある富士神社と同様に、実際に富士山へ行って登山するのは大変なので、本郷台地の斜面を利用して東京で簡易的に富士山へ登ったと云う体験が出来るスタイルにしてある訳です。

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