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Channel: 藪井竹庵
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神輿渡御

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イメージ 1 たいへん長らくお待たせいたしました。やっと秋祭りらしい根津神社の神幸祭と神輿渡御の記事でございます。

 今回はその第一弾の記事として(おい! まだ続くのか?^^)、根津神社の本殿右横に展示してございました、六代将軍 家宣公奉献の大神輿を台車に乗せて、根津神社の北口から出して日医大病院の坂を下り不忍通りを巡幸した神幸祭と、根津神社氏子町会による神輿渡御の一部をごらんいただきます。

 町内会の神輿は根津神社へは入らずに、不忍通りを北上して千駄木二丁目の交差点から日医大病院の坂を登り、根津神社北口前に九基が集結しました。

 不忍通りの神輿渡御を撮影していた藪さんは、台車に乗った大神輿を追い掛けては行かなかったのですが、その間にどうやら表参道から根津神社へ入ったようです。

 藪さんが根津神社の本殿前へ戻ってみると、台車から下ろされた大神輿は舞殿前広場にありました。その後あの大神輿はどうなったか? 丁度時間となりました。またのご来場をお待ちします(^ω^)

 いつまで引っ張る気なんだってお思いでしょうが、カメラのバッテリー容量不足の警告ランプが点灯してしまったほど二時間以上の動画を撮影しているんです。それを一気にご覧いただくのはお忙しい皆様にはご迷惑と思いまして、出来るだけ短いテーマに絞って記事上げしている訳です。

https://www.youtube.com/watch?v=L3h2-MMIQVc
 撮影データ・・・平成26(2014)年9月21日(日)午後 文京区根津神社

 使用機器・・・sony handycam HDR-CX270+カムコーダーサポート(首掛け式一脚)ETSUMI E-6124
 
 ちなみに他の方が撮影された裏動画を拝見すると・・・藪さんが白山神社で取材していた時間には既に、根津神社の大神輿は台車に乗せて舞殿前を木遣りを先頭にして、屋台で混雑する砂利道の表参道から出て、大神輿がいっぱいいっぱいで通過できるような狭い道を通って、ぐるっと氏子町内を回って日医大病院の坂へ出てきたようでした。
 
 神幸祭の巡幸ルートや神輿渡御のルートや時間は前もって決まっているので、今度から祭りの取材をする時は予めそれらを調べてベストスポットで椅子に座ってカメラを構えているようにしようと思いました(^∇^)
 
 以下の動画をご覧いただくと、言問通りの坂を本郷通り方面へ登り、剥製屋のところで左折して暗闇坂へ入ってるので、根津神社の舞殿前を台車に乗せて出発した大神輿は、表参道から権現坂下へ出て不忍通りを南下し、言問通りで右折する巡幸ルートだった訳ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=wgTj2Gg_oAM
 
 この先はどうなったのか? 旧岩崎邸園庭園まで行っちゃうと湯島天神管内になっちゃうので、藪さんが不忍池へ行くルートと同じように池之端で不忍通りへ出たのか? あの大神輿は大型トラック以上の占有スペースがあるので、暗闇坂のような狭い道へ入っちゃうと、春日通りの湯島天神へ出るまで曲がる場所が無いのではないか?
 
 六代将軍 家宣が根津神社に奉献した大神輿に付いて調べてみました。三基あって、約五尺(1.6メーター)四方。それぞれの神輿は一之宮、二之宮、三之宮と呼ばれていて、一年おきの例大祭の時に一基ずつ交代で台車に乗せて巡幸し、今年は三之宮神輿が出たようです。

 三基の神輿はほぼ同じ意匠ですが、一之宮神輿だけが他の二基の神輿と屋根の部分のマークとテッペンが鳳凰になっているところが違います。一之宮神輿の屋根の三つのマークは丸く見えるので多分、水戸黄門の「この紋所が!」ってのと同じ、徳川家の三つ葉葵のマークではなかろうかと思われます。

 二之宮と三之宮神輿の屋根の三つのマークは、「卍(まんじ)」です。テッペンは鳳凰ではなくて擬宝珠(ぎぼし)になってます。

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