もちろん猿田彦と天狗は別物ですが、混同している場合もあります。猿田彦は天孫降臨時に案内をした神様ですが天狗は超人です。
おばあちゃんの原宿と云われる巣鴨地蔵通商店街を入って、とげぬき地蔵の高岩寺さんを越えてまっつぐに行き、都電の庚申塚駅へ出る手前の右角に猿田彦大神を祀った庚申塚があります。
猿田彦を天狗と間違える人もいるようですが、庚申塚と猿田彦の関係も意味不明ですよね。庚申塚ってのは道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔であり、猿田彦は神道の神様だから宗旨違いです。
庚申(こうしん、かのえさる)は、十干十二支に基づく干支ですが、庚申の「申」は「さる」を意味し、猿田彦の「猿」に通じる為に、庚申塔には猿田彦像が彫られ猿田彦が祀ってある場合が多いようです。
今回の取材では白山神社下の京華通りで毎年やっている「越中おわら踊り」の取材を夕方から予定していましたので、体力温存の為に猿田彦の祠まで行きませんでしたが、来月の中山道菊まつりの取材に行けるようであれば、その時に取材してみたいと思います。
小さな祠ですから取材は一瞬で終ると思いますが、菊まつり会場の真性寺からだと往復2キロ歩きますので、歩き過ぎないように気をつけなくてはなりません。
https://www.youtube.com/watch?v=70X01fMKFDs
撮影データ・・・平成26(2014)年10月4日(土)午後3時 巣鴨地蔵通商店街
使用機器・・・sony handycam HDR-CX270+カムコーダーサポート(首掛け式一脚)ETSUMI E-6124