江戸時代から昭和初期に掛けては、大八車(だいはちぐるま)と称する木製の荷車が使われていました。大正10(1921)年頃に、オートバイの横に設置するサイドカーが海外から輸入されましたが、その一輪のサイドカーをオートバイから外して自走できるように二輪にし、より多くの荷物が積める様な形状にしたのが、静岡県富士市在住の望月虎一で、自転車やオートバイの後部(リア rear)に付けて使ったので、サイドカーに対しリアカーと命名しました。
戦後しばらくの日本はまだ自動車社会にはなっておらず、トラックおよび「くろがね」や「ダイハツ」や「マツダ」のオート三輪トラックがあるにはありましたが、庶民生活に於ける荷物の多くはリアカーで運んでました。
現在、小石川植物園の入園券を販売している小さなコンビニは、藪さんが子供の頃には氷屋で、夏になると大きな氷をリアカーに乗せて町内を売り歩いてました。ノコギリで氷を切るのが面白くて、近所の子供はそのリアカーに付いて行ったものです。
氷冷蔵庫の替わりに家庭に電気冷蔵庫が普及すると、次第に氷が売れなくなったのか、氷屋は廃業し現在に至る(^ω^)
石焼芋も、石焼き釜をリアカーに乗せて売り歩いてましたが、近年は軽トラに替わりました。
と云う訳でね。近年はまったくリアカーを見なくなりましたが、キャンプの時などにちょっとした荷物を運ぶにはコンパクトなリアカーがあると便利です。
大塚商人祭りの時には、ラクラクポーターと云うコンパクトなリアカーが荷物を運ぶのに使われてました。その仕様は、ヤフーショッピングで調べたら以下のようなものでした。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/tackey/hara0224.html大塚商人祭りの時には、ラクラクポーターと云うコンパクトなリアカーが荷物を運ぶのに使われてました。その仕様は、ヤフーショッピングで調べたら以下のようなものでした。
藪さんが今考えているのは、このリアカーにソファーを載せ、周りは透明アクリルボードで覆い、全天候型にして冷暖房完備にする。そのままじゃ動かないので、馬に引っ張らせるのは大袈裟だから、ポニーに引かせる。馬車だから公道を走っても問題はないはず。
次世代の省エネビークルになるか? 関連でセグウェイを調べたら25万で買えるんだねぇ。最高速度が15キロ出るんなら結構使える(^ω^)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/zhckn4yrwtsz65sqckv5gyvjci/n5mzffsvfe.html
ただし日本では公道走行が出来ないので、リアカーで現場へ運ばなければならない。日本では公道の概念は難しく、いちいち道路管理者に聞かないと判らない。不忍池のグルリは、自転車は走行可だけれども、セグウェイはどうなのか?
皇居一周は? そんな事交番のお巡りさんに聞いても判んないよね。そこが規制社会の日本の問題点なんじゃないかと思います。何でラジコンヘリにまだ手を付けないのかと云うと、藪さんローカルで飛ばせる場所なんかないんだよね。
https://www.youtube.com/watch?v=B6BNC2CVPiU
撮影データ・・・平成26(2014)年10月26日(日)午後六時頃 豊島区大塚駅南口