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Channel: 藪井竹庵
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能舞台で雅楽の舞

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 各神社にはお囃子等の演奏をやる舞台があります。多くは湯島天神のように神楽殿と云うのが普通です。

 根津神社では舞殿と云い、靖国神社では能舞台と云ってます。靖国神社の場合は、ちゃんと能舞台の様式に従って作られており、楽屋から舞台まで長い花道があります。

 能舞台の様式に従って作られている神社の舞台は、靖国神社の桜広場にある舞台でしか見た事がありません。それ故に、靖国神社の奉納演芸は格調が高いと云えます。

 雅楽の演奏での舞なんかは、根津神社でも舞殿で浦安舞をやりますが、舞台が狭いのでどうしても楽団を入れる事ができずに、音源を流すスタイルになります。楽団が演奏しながら舞うと云うのは、靖国神社のような広い舞台でしかできません。

 まあ、雅楽を聞く機会と云うのは、今の日本人にはほとんどありませんね。でも靖国神社の能舞台では、みたままつりの期間中だけではなく、春季と秋季の例大祭や新嘗祭などあらゆる時に奉納演芸をやっています。地元の芝浜囃子連が獅子舞をやったり、地元の大学生が能の稽古などをしています。

 そう云う時には一日中舞台を見ていても飽きないのですが、残念ながら飲食禁止なんです(^ω^)

 撮影データ・・・令和元(2019)年7月15日(月)午後6時15分 靖国神社

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